子犬が吐くときの予備知識~くわはらアニマルクリニック~

あなたの大切な家族の一員である

ペットの健康を守る

『くわはらアニマルクリニック』です。

 

今回は、子犬が吐くときの豆知識についてお伝えさせて下さい。

 

消化器官が未発達な子犬のうちは、

成犬よりもよく吐くと言われています。

胃が小さいため1回の量が多すぎると吐くことがありますので、

その場合は食餌の回数を増やす事で1日に必要な量を与えるようにしましょう。

さらに、人と違って、犬は自分の体に合わないものは

反射的に吐いて体外に排出しようとします。

 

野生の環境下では、

いつも安全なものだけを食べられる保証はなく、

食べてみて違和感を覚えたら吐き出す

という本能が備わっているのかもしれません。

また、母犬は自分の食べたものを吐き出して、

離乳食として子犬に与える習性があります。

犬は人よりも、吐きやすい動物なのです。

 

ひとことで吐くと言っても、

嘔吐と吐出の2種類があることを覚えておいてください。

嘔吐の最大の特徴は前兆が見られることです。

いかにも吐きたそうな様子を子犬が見せたり、

不安げな表情を示したり、

吐く場所を探して歩くなどが前兆です。

 

吐く際には、腹筋が収縮していて、

背中や首を丸めるといった吐くための姿勢を整えているのがわかるでしょう。

 

吐出は、健康な犬にはまず見られません。

食道の内容物を突然、まるで噴出するように吐き出す現象です。

胃で消化が始まる前に吐き出されるので、

内容物は食べたそのままの状態で出てくるのも特徴的です。

巨大食道症など、吐出のほとんどは食道の病気が原因です。

 

自己診断は危険が伴いますので、

不安な事があれば、

当院でご相談頂ければと思います。

 

飼い主様とペットにとっての

最善の解決策をご提案させて頂きます。

 

【くわはらアニマルクリニック】

電話番号    075-693-7700

診療時間    8:30~12:00/16:00~19:00

※13:00~15:30・・・手術・往診

休診日     水曜・日曜午後、祝日午後

保険対応    アニコム/アイペット

お支払い方法  クレジットカード、電子マネー利用可能

待合室席数   10席

【アクセス】

住所      〒601-8335
京都市南区吉祥院砂ノ町4

バス      「吉祥院高畑町」バス停より 徒歩約7分

電車       JR京都線「西大路」駅より 徒歩約19分

駐車場      駐車場4台完備

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